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レイルリンク優勝、ディープ3着/凱旋門賞
現地時間10月1日、仏ロンシャン競馬場でG1凱旋門賞(芝2400m・3歳上牡牝)が8頭立てで行われ、G1パリ大賞典などロンシャン芝2400mの重賞を3連勝中だったレイルリンク(牡3・父ダンシリ)が優勝。ハリケーンラン、シロッコとの3頭出しでここに臨んだA.ファーブル師はG1凱旋門賞7勝目を挙げた。日本中の期待と注目を集めたディープインパクトは3着と敗れた。
好スタートを切ったディープインパクトは、超スローペースの中で2、3番手を追走。直線に向いても手応えは十分で、一旦は先頭に立った。しかし、その直後でレースを進めていたレイルリンクの末脚が炸裂。残り100mでディープインパクトを捕らえて先頭でゴールインした。ディープインパクトは直線一気に賭けた牝馬プライドにも交わされ、無念の3着。
戦前のライバルと目されたA.ファーブル厩舎の古馬2騎はいいところがなかった。ハリケーンランは直線で前が詰まり、立て直して懸命に追い込んだものの離れた4着が精一杯。シロッコは先行したものの、直線では不可解なほどにズルズルと後退、何と殿り負けを喫している。