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NARグランプリ2009表彰式典を開催
2009年の地方競馬で活躍した馬及び厩舎関係者を表彰する「NARグランプリ2009」が、2月4日(木)午後5時30分から、東京・目黒の目黒雅叙園において、佐藤一雄 農林水産省生産局畜産部長をはじめとするご来賓、抽選で選ばれたファン60名を含む、関係者約300人の出席のもと行われた。
1991年2月に行われた「NARグランプリ’90」から数えて節目の20回目となる今年のNARグランプリでは、地方競馬の優れた人材をより幅広く顕彰するため、従来、それぞれ1名ずつ選定されていた最優秀調教師賞、最優秀騎手賞を、「最優秀勝利回数調教師賞・同騎手賞」、「最優秀賞金収得調教師賞・同騎手賞」、「最優秀勝率調教師賞・同騎手賞」に改めるとともに、グレード競走や国際競走での顕著な成績を讃える「殊勲調教師賞・同騎手賞」を新設。
上記の通り表彰規程が改正された表彰者部門では、角田輝也調教師(愛知/最優秀勝利回数調教師賞)、川島正行調教師(船橋/最優秀賞金収得調教師賞)、戸崎圭太騎手(大井/最優秀勝利回数・賞金収得騎手賞)など、09年の地方競馬を象徴する豪華な顔ぶれが式典会場を賑わした。
また、表彰馬部門では、全日本2歳優駿JpnIを無敗で制し、NARグランプリ史上初の2歳馬による年度代表馬(およびサラブレッド2歳最優秀馬・最優秀牝馬)に輝いたラブミーチャン(笠松)をはじめ、ダートグレード競走特別賞馬に選ばれたエスポワールシチー(JRA)や、サラブレッド4歳以上最優秀馬のフリオーソなど、各優秀馬の関係者に記念のトロフィーが贈られた。
式典に続いて行われた祝賀会席上では、NARグランプリ20回目の記念として、笠松競馬の誘導馬として長年にわたる功績が評価された「ハクリュウボーイ号」に対し、NAR理事長から同馬の関係者に感謝状が贈呈された。
会場全体が祝福ムードに包まれるなか、受賞者たちは今年の更なる躍進を誓い合い、祝賀会は最高潮のまま閉会した。