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　ニシキマリン 前走は障害の天板で止まったが、すぐに二の腰を入れてふた腰でトップ抜け。決め手の差が出て２着に敗れたものの、レースぶりは良かった。７７０キロと一気に増量されるが、障害は巧者だし、得意の軽馬場なら大きく崩れる心配はない。あとは終いの踏ん張り次第。降りてから我慢が利けば前残りが狙える。

　サクラヒメ 前走は障害ひと腰でトップ抜けしてそのまま押し切りと好内容で完勝。約１カ月半ぶりの実戦も、ここを目標に調整されており、仕上がりに不安はない。牝馬限定でこの組み合わせなら実力、実績ともに上位。別定条件とはいえ、昨年と同じ８１０キロ。確かに厳しい荷物だが、２度目で慣れが見込め、脚抜きのいい馬場なら対応可能。ヒロインズカップ初制覇が期待できる。

　ピュアリーナナセ 前走は障害ふた腰かかり、直線一杯でしんがり負けに終わったが、デキ落ちはない。７８０キロとはいえ、相性のいい鈴木騎手に手替わるここは修正可能。昨年度２着と好走しているように、別定条件ならこのメンバー構成でも見劣ることはない。ひと押し利けば圏内十分。