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日本勢2騎は5、6着――ジャックルマロワ賞

2025年08月18日 22時00分

8月17日にフランスのドーヴィル競馬場で行われたジャックルマロワ賞(G1、芝1600m、10頭立て)に日本調教馬2頭が出走し、ゴートゥファースト(牡5歳、栗東・新谷厩舎、岩田望騎手)は5着、アスコリピチェーノ(牝4歳、美浦・黒岩厩舎、C.ルメール騎手)は6着となった。勝ったのはアイルランド調教馬のディエゴヴェラスケス(牡4歳、A.オブライエン厩舎、C.スミヨン騎手)。勝ち時計は1分34秒23(稍重)。

5着ゴートゥファースト
新谷師:岩田望来騎手もいいレースをしてくれましたし、道中半ばまで馬の後ろで我慢するというプランもしっかりできました。外に出した際に一瞬来るかなという感じはしましたが、やはりG1で、土地に慣れている馬にはまだ歯が立たなかったなというイメージです。ただ、掲示板に載ったということは、挑戦者としては納得のいくレースでした。

岩田望騎手:納得のいくレースができたのではないかと思います。新谷調教師と話していたとおり、勝ち馬の後ろで1頭置いて我慢させることができて、リラックスして走れましたし、最後は枠なりにいいところで外に出せたのではないかと思います。初めての直線競馬で何もかもが初めて尽くしでしたが、うまく対応してくれて、結果は5着でしたが僕としては満足のいく競馬ができたなと思います。

6着アスコリピチェーノ
黒岩師:いいスタートを切り、2番手のための利くいいポジションにいられたのですが、だんだん外ラチの方に馬が集まりタイトな馬群となり、スローペースだったので更に馬群が凝縮したなかで下がってきた馬もおり、なかなか自分の競馬がさせてもらえなかったです。上がりの勝負になってしまったので、ポジションが下がったところからではなかなか差を詰め切ることはできませんでした。また、展開とは別の部分で、馬自身の反応の物足りなさもあり、課題は感じられました。

C.ルメール騎手:いいスタートを決めたので、すぐにザライオンインウィンターの後ろにつけて、落ち着いてラチ沿いを走ることができました。残念ながらペースが遅かったこともあり、残り400m辺りでもなかなかギアアップすることができませんでした。残念な結果にはなりましたが、馬は最後まで頑張ってくれました。もう少し速いペースだったら、もっといい結果になっていたと思います。


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