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馬主・松本好雄氏が史上初となるJRA通算2000勝
2025年08月23日 15時49分

8月23日の中京競馬第3Rでメイショウハッケイが1着となり、松本好雄氏が個人馬主として史上初となるJRA通算2000勝を達成した。75年2月9日の初出走以来27629戦目。重賞はメイショウドトウで制した01年宝塚記念、メイショウサムソンで制した06年日本ダービー、メイショウタバルで制した本年の宝塚記念などGⅠ10勝、J・GⅠ2勝を含む73勝。
松本好雄氏:馬主として51年、成り行きというような感じで始まったんですけど、本業があるもんですから、社員に迷惑をかけないようにと思っていました。2000勝という数字は、年間40~50勝を続けなければいけないということで、“ばか”でないとできないんじゃないでしょうか。“馬ばか”でもないんですが、やっぱり競馬にはたくさんの人がかかわっていまして、生産から出走までの間に約7~8人の人がかかわるわけです。生産牧場、育成牧場、調教師、厩舎スタッフ、騎手など、そういう人とのつながりを大事にしてきたつもりですけど、その結果が今回の2000勝につながったんだと思います。無我夢中でしたが、今から思えばやっぱりダービーを獲ってくれたメイショウサムソン、最初のGⅠ宝塚記念を獲ってくれたメイショウドトウ、フェブラリーSを勝ったメイショウボーラー、そしてメイショウマンボが思い出に残っていますね。最近ではメイショウタバル、これに集約されるような感じです。どの馬もそんなに一流ではないし、普通の馬です。やっぱり人のおかげでしょうね。競馬は、ファンの方に支えられていて、豊くんや福永祐一くんの活躍があって、また、サークル全体が真面目に取り組んだ結果だと思います。競馬は奥の深い、歴史のある遊びですから、これからも楽しんでほしいと思いますね。